他の業界の話ですが

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
昨日の東京は暑いくらいでした。
ただ今週末は天気が崩れ、
寒くなるようなので
お体くれぐれもご自愛ください。

さて、東京を含む1都3県では
新型コロナウイルスに関する
緊急事態宣言が21日まで
延長されるようです。

このまま延長されると、
飲食店などは本当に
大変ではと推測しています。
最近、渋谷事務所周辺の
飲食店テナントなどは
空き店舗が目立つように
なってきて、全然埋まる
気配がありません。

今週の日経新聞でも
外食産業の主要100社では
今年度2700店の閉鎖を
予定しているようです。
(『日本経済新聞』2月28日朝刊)

他方、以前から不公平と
指摘されていましたが、
飲食店への時短協力金は
1日あたり6万円で、
家賃が100万円する店舗も
15坪の店舗もすべて一律。
小さなお店だと逆に
儲かるお店もあるそうで、
不公平を是正する議論も
起こっています。

政府としては規模別で
協力金を支給するのが
難しいとのことですが、
素人としては、税金は
きちんと規模に応じて
徴収しているのになぜ?
と不思議に思います。

こうした不公平な状態が
続いているためか、最近、
いろいろな場面でちぐはぐな
状況を見るようになってきました。

例えば、弊社の事務所近辺では
20時をまわった後、駐車場などで
コンビニでアルコールを買って
二次会をしている集団をみかけます。

またタクシー運転手から
聞くところによると、
繁華街でもひっそりと
運営している店舗が
けっこうあるそうで、
夜中でも客を送ったり
ひろったりするそうです。

不公平な状況が続くと、
「やったもん勝ち」となり、
規範意識が薄れていくの
かもしれません。

今回、緊急事態宣言が
延長されるにあたって、
歪な構造が是正されることを
願っています。