京都の地名

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
一昨日の春分の日、
東京では雪が降っていて
驚きました。
寒暖の差が激しいため、
風邪などひかぬよう、
ご自愛ください。

ところで先日、
京都の喫茶店に入ったところ、
隣の女子高生の会話が
聞こえてきました。

「カラスマルはね・・・」

ああ、烏丸(からすま)のことですね。
他のエリアから京都に観光に
来ているようです。

京都の地名は部外者には難しく、
私も最初は「烏丸」を
「とりまる」と間違って
読んでしまっていました。
お恥ずかしい・・・

10年以上前になりますが、
知人が京都に来た際に、

「カラスマルマルフトマチってどこ?」

と聞かれ、びっくりしました。

からすまるまるふとまち・・・

漢字を見ると、
烏丸丸太町(からすま・まるたまち)のこと。
烏(からす)はきちんと読めたのに、
惜しいですね。。。

 〔 京都は碁盤の目のように、
   縦の通りと横の通りが整然と
   並んでいるため、京都では
   地名を特定するのに、
   南北を走る通り(河原町通り、
   烏丸通り、堀川通りなど)と
   東西を走る通り(三条、四条、
   五条など)を組み合わせます。 〕

喫茶店の女子高生の会話から、
自分や知人の間違いを
懐かしく思い出しました。

こうした理由から、
弊社では地名を翻訳する場合、
翻訳対象エリアに土地勘の
ある者が翻訳、ないしは
チェックに携わるように
工夫しています。