アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
昨日から10月に入りました。
先週もお話しましたが、
この10月から消費税が
10%に増税されています。
軽減税率の話を聞くと、
ややこしくてうまく理解できません。
いずれ慣れてくるのでしょうか。
個人的には消費税が導入されると、
景気が悪くなるイメージがあります。
1989年に最初3%で導入された消費税ですが、
1997年に5%に増税されて以来、日本では
長らくデフレ状態が続いています。
消費税という名前から考えると、
これは消費全体にかける税金なので、
当然のことながら、日本全体としては
消費にブレーキがかかります。
折しも、米中貿易戦争の影響で
米景気が悪化している現在、
景気の行方が懸念されます。
そもそも「10月」は過去、
不景気のスタートとして
記憶されてきました。
1929年の世界恐慌は
10月24日にはじまりましたし、
1987年のブラックマンデーは10月19日。
2008年9月のリーマンショックで
日経平均が下落したのは10月の末でした。
1年前ほど前のブログで
世界最大のヘッジファンド、
ブリッジウォーターの創業者、
レイ・ダリオ氏の発言、
「近年の金融政策は世界恐慌(1929年)の
後の1935年~45年の状況に似ている」
というのを取り上げましたが、
10月はいろいろなことが重なるようです。
「世界同時株安」
現在、日経平均に注目していますが、
この10月は景気を心配しながらも、
粛々とやるべきことを
やりたいと思います。
追記
以前、レイ・ダリオの『エコノミスト』誌への
寄稿を翻訳しました。