アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
10月も中旬になって、ようやく
秋らしくなってきたように思います。
昨日からの世界同時株安で、
日経平均の値動きに注目しています。
FRBの利上げ、米中貿易戦争など、
いろいろな背景があると思いますが、
大事にならなければいいなと思っています。
ふと、世界最大のヘッジファンド、
ブリッジウォーターの創業者、
レイ・ダリオ氏の発言を思い出しました。
2年前、英エコノミスト『世界はこうなる』で
レイ・ダリオ氏のインタビュー記事の翻訳を
行う必要があったため、氏の発言を、
過去も含めて調べたことがあります。
ダリオ氏いわく、近年の金融政策は
世界恐慌(1929年)の後の1935年~45年の
状況に似ているとのこと。
(この背景には、50~75年の
長期債務サイクルが経済を動かす
要因の一つ、という氏の考えがあります)
当時はなるほどと思っていましたが、
先月、ダリオ氏は米ドルに対し
警告を発していて話題になりました。
Bloombergによれば、ダリオ氏は
米国経済の最悪のシナリオとして
米ドルが30%下落し基軸通貨としての
地位が脅かされる可能性が
あると考えているそうです。
時期は2019年~2020年とのこと。
今回の株安などを目にすると、
ちらとダリオ氏の発言が頭をよぎります。
今回の株安、来週には持ち直すと
いいのですが。。。
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