お客様との関係性が、無理な依頼も対応可能にします。

こんにちは。
アーキ・ヴォイス翻訳コーディネーターのオーです。

本日もスタッフ間での事例共有会にて、
お客様から寄せられる質問や要望に関し、
上長が共有した内容をお伝えしたいと思います。

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■■お客様との関係性が、無理な依頼も対応可能にします■■

通訳でも翻訳でも、時折お客様から緊急の依頼が来ます。

こういう時に、どれだけお客様の要望に応え、
お客様が目的を成し遂げられるように調整・手配すること。

これこそ私たちコーディネーターの存在意義だと考えています。

しかし実際のところ、例えば通訳繁忙期である6月において、
1週間前に海外現地通訳の問い合わせが来たり、
同じく翻訳繁忙期である6月に3日間で2万文字の英語翻訳の
問い合わせが来たりした場合、

担当する訳者を手配することができないか、
あるいは対応はできるものの訳者のスキルが一部満たないか、
見積額が通常よりも高いか、ということがほとんどです。

大体において、「急ぎ」で問い合わせが来た場合、
「品質」か「価格」のどちらかは犠牲にせざるを得ません。

しかし、常日頃からのお客様の動向に耳を傾けることで、
3つ共にお客様の期待に応えることができる場合もあります。

例えば、お客様の情報を社内で回覧している新聞で見かけたら、
ご担当者様にその件でお手伝いすることがないかどうかを聞いてみる。

お客様にお電話する前に、
通訳担当にあらかじめ予定を聞いておく。

こうすることで、
お客様からの依頼前に準備しておくことができるわけです。

もちろん、このような準備をしてもお客様にしてみたら
「まだ先の話だよ」と考えられていることがほとんどだと
思います。

しかし私たちの仕事はどれだけ適切なタイミングで
的確な人材を手配できるかで対価を得ているわけですから、
お客様の情報を常につかんでおくことは非常に大切です。

究極のところ、新聞などとは別に、お客様自身から、
先々の予定まで伝えてもらえる関係性を構築できれば、
お互いの仕事がやりやすくなります。

お客様との関係性を深めるために、信頼を得るために、
何ができるのか。

これを常に考えながら、お客様と接しましょう。

(以上、ミーティング内容より)
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急な依頼をどれだけお客様の要望にあわせて
手配できるかで、
確かにお客様のお喜び具合が違うな、と感じます。

やっぱり喜んでもらえるとうれしいですから、
ご期待に応えられるよう、
より関係性を深めていけるように仕事をしたいと思います。

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