アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
過ごしやすくなってきましたが、
今年の春は例年と違い、
新型コロナウイルスの影響で、
異様な雰囲気です。
現在は時差出勤や
在宅でお仕事をされている方も
多いのでしょうか・・・
在宅であっても外部のチラシや
段ボールにも注意していただいて
自衛に努めましょう。
さて今週火曜日、とうとう
緊急事態宣言が発令されました。
東京、埼玉、千葉、神奈川、
大阪、兵庫、福岡の7都府県が
対象となっています。
直後の水曜から、渋谷では
大幅に人通りが少なくなりました。
また、飲食店などは食材を
廃棄しているのか、はたまた
閉店するのか定かではないですが、
大量のごみ袋が道路脇に
積み上げられていました。
さて、昨日1日で日本国内の
感染者数は532人で過去最多を記録し、
その内、東京都の感染者数は
181人となりました。
また今日現在、世界全体の感染者数は
160万人を越えました。
先週は100万人でした)
よく知られている通り、
今回のウイルスは潜伏期間が長いため、
現在の感染者数は3連休の前後、
2週間前の3月3週・4週あたりの
感染の結果といえるかと思います。
緊急事態宣言が出たものの、
現在でも休業を要請する業種が
定まらず、国と地方とでいまだ、
方針の一致が見られません
(東京都は今日、休業対象業種を
発表したそうですが・・・)
経済への影響を懸念する国と、
はば広い業種で休業要請を行い、
感染防止を第一義とする地方とで
せめぎあいがおこっています。
傍目には、経済優先の国と、
人命優先の地方との対立、
といった見え方になっていて、
都知事の勝負勘には舌をまきます。
なお東京都の場合、五輪延期までは
一致団結してたのだと思いますが・・・
個人的には、国も地方も(事業者も)、
このタイミングだけは一丸となって
感染の封じ込めに専念すべきと思います。
経済活動はその後の話。
補償の有無の問題もありますが、
まずは共有の目標を立てられると
いいのにと思っています。
これまで、曖昧な言葉が多用され、
(オーバーシュート、医療崩壊など)
補償なき自粛が要請され、
同調圧力と世論による空気感だけが
醸成されてきました。こうした
空気感だけで感染が抑え込めれば
いいのですが、おそらくは難しいでしょう。
また、自分にとっては、
「3つの『密』を避けましょう」
「対人接触を8割減らしましょう」
といった表現がちょっとわかりにくくて・・・
「他人とは1.8メートル離れましょう」(米)
「外に出たら罰金18万円です」(仏)
など、比率(相対数)ではなく、
数値(絶対数)を使ってもらった方が
誤解がないと思いますがどうでしょうか。
ですので・・・
この1ヵ月は一丸となって自粛しましょう。
1ヵ月後、新規感染者が50人を下回れば、
成功とみなし10業態を開放しましょう、
その際の補償は1店舗=〇万円です、
などとすると、いいのではと
勝手ながら思っています。