感染者数に関する疑問

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
早くも2月も中旬になり、
先週とは一転、今日は
暖かく感じます。

今週とうとう
新型コロナウイルスによる
国内での感染者、さらに死者まで
出てしまいました。

感染者の方は、
東京のタクシー運転手、
千葉の会社員、和歌山の医師。
死者の方は、神奈川に住む、
タクシー運転手の義理の母とのこと。

クルーズ船では感染者が
218人にまで拡大していて、
さらに検疫官まで感染して
しまいました。

現在、ジョンズ・ホプキンス大学の
データを見ると、今日の正午現在、

「感染者数64,436人・死者1,383人」

となっています。
ちょうど1週間前の倍ほど数字・・・

これまでメディアでは、
「インフルエンザより致死率は低い」
「日本での感染者はコントロール下にある」
「感染スピードは落ちてきている」

といったことが言われていました。
本当にそうだったのでしょうか。

上記の発言は公表数字に
依拠しているため、
半信半疑でみています。

先週、感染者数の公表数字が
疑わしいというお話をしました。
理由は下記の4つです。

(今気付きましたが、前半の1と2は
 日本の公表数字、後半の3と4は
 中国の公表数字についての話でした。)

> 1.潜伏期間の感染者や無症状状感染者は
>   正確には把握できていないはず
>
> 2.発症している感染者であっても、
>   適切な医療機関で診断されないと
>   新型とはわからないはず
>
> 3.実態の感染者が多すぎる場合、
>   公表数字に反映されていないかも
>
> 4.公表数字に虚偽があるかも

まず上記の3、中国で実態が
公表数字に反映されているかどうか・・・
昨日、中国で感染者の数が一気に
1万人以上増えました。これは、
時間のかかるPCR検査ではなく、
CTの画像検査に切り替えたためです。
これまで把握できなかった人を含めて
急激に感染者が増えてしまいました。

また4の公表数字が本当かどうかですが、
中国のテンセント(騰訊)が
一瞬アップした情報では(2月1日)、

 「感染者154,023人、死亡24,589人」

となっていました。この数字は
イギリスのJonathan M. Readらの
予測数値の誤差範囲にはおさまります。
なお米Foxニュースによると、
中国は新型コロナウイルス感染を
10万人は過少報告しているとのこと。

以上、実態が把握されているか、
それが正確に公表されているか、
といった中国の公表数字に関する疑問です。

今度は1と2、日本の公表数字に
関してですが、そもそも潜伏期間の
感染者の把握ができているかどうか、
疑問に思っています。

中国で武漢が閉鎖されたのは
先月の1月23日でした。しかし
昨年12月30日に、故・李文亮医師が
新型ウイルスに関して警告を発しています。

最初の警告から武漢閉鎖までの
24日間、日本に来ている人は
当然いるはずだと考えます。
また1月20日~23日までの間、
少なくとも1700人が武漢から
日本に直行便で入国したことが
報道されました(『産経新聞』2月3日)。

日本での感染者数も
本当に何人いるんだろう、
と疑問に思います。

潜伏期間だった、もしくは
新型と認識していなかった、
ということで、今後、相当な
数が見つかるのではと
思っています。

このままいくと、
日本人の海外への渡航禁止、
オリンピックの延期(中止?)
実態経済への波及、大不況・・・

こうした悪い妄想が
現実にならなければいいなと
切に願っています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です