アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
まだまだ体調を崩されている方も
多いようなので、お身体ご自愛ください。
さて最近、弊社に登録している
20代のベトナム人と話をして
感心したことがありました。
そのベトナム人は昨年3月に
日本の大学を卒業したそうですが、
大学在学中から(=留学生のときから)、
母国ベトナムの送り出し機関の依頼で、
日本で営業をしていたそうです。
アルバイト代(?)は
基本金額に加えて受注件数に
応じたインセンティブが追加されるようで、
学生でありながら営業担当として、
日本各地を回り、1日に2社も3社も
会社訪問をしていたといいます。
このベトナム人を雇用(?)しているのは、
ベトナム現地の送り出し機関で、
日本ではベトナム人留学生30人ほどに
営業を代行させ、この1年の間で、
ベトナム人の技能実習生が1000人以上、
送り出すことが決まったそうです。
おそらく日本の会社300社以上が
契約したのではないでしょうか。
お会いしたベトナム人の方は
先週は沖縄、今週は東京と営業していて、
(資格外活動に関して疑問はあるにせよ)
そのバイタリティに感心してしまいました。
日本在住のベトナム人留学生が、
日本企業に営業を行い、さらに
ベトナムから技能実習生を
呼んでくるというスパイラル。
ふと気になって、
日本にいる外国人の
統計を調べてみました。
2018年6月時点で
国籍としてベトナムは、
中国(74万人)、韓国(45万人)に続き、
第3位(29万人)になっています。
日本にいる外国人263万人の約11%。
参考:政府統計「在留外国人統計」
(政府統計の総合窓口にジャンプします。
ここでエクセルをダウンロードしていただければ)
さらに見てみると、
日本にいるベトナム人の
在留資格の内訳は、
下記のようになります。
1.技能実習生:13万4139人(=46.0%)
2.留学:8万0683人(=27.7%)
3.技術・人文知識・国際業務:2万8722人(=9.9%)
4.永住者(+配偶者):1万7221人(=5.9%)
5.家族滞在:1万3129人(=4.5%)
6.特定活動:5745人(=2.0%)
7.定住者:5483人(=1.9%)
8.その他(=2.2%)
上記、政府統計からダウンロードした
エクセルから計算してみたのですが、
日本にいるベトナム人は
技能実習生と留学生とで
全体の73.7%になることがわかります。
今後、さらに増えることが予想されます。
PS
弊社のベトナム語サービスをご紹介します。
https://www.translate.co.jp/lang/vie/