雨と古傷

アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
今日から6月に入りました。

昨日まで東京では
雨が続いていました。
九州と四国は今週、
梅雨入りが発表されましたが、
関西、関東の梅雨入りは
来週以降でしょうか。

梅雨と言えば・・・

梅雨になるとよく、
「古傷が痛む」といいますよね。

以前、車を運転して
タクシーに追突したことが
ありました。100%私の過失です。
相手のタクシーには乗客が3人。
時速20キロでの追突だったため、
相手方はみな大丈夫でしたが、
念のため、運転手含めた4人を
病院に運び、精密検査を受けてもらいました。
たしか真冬で、雪が降っていました。

後日、タクシー運転手の
自宅に謝罪に行くと、
運転手の息子さんが出てきて、
激しく怒られました。
パンチパーマでサングラスをかけた
ガラの悪い感じの息子さんで。。。

「親父、いまタクシーに乗られへんのや。
 商売になれへんやろ?
 雨が降るたびにこれからも
 古傷が痛むんやろなあ。
 誠意みしたってくれよ。おおう?」

と言われました。

平謝りしながら、
「元気そうだったのになぜ?」
と思ったと同時に、どうして
雨が降ると古傷が痛むのだろうと
疑問に思っていました。

結局、当時の事故は、
保険に入っていたこともあり、
(アルバイトを3つ掛け持ちして)、
半年で運転手と示談ができました。

この季節になると今でも、
「雨が降ると古傷が痛む」
という言葉を思い出します。

最近、検索して知ったのですが、
この痛みはどうも「気圧」が
関係しているそうですね。

真偽は不明ですが、
愛知医科大学の佐藤純医師は、
天気の変化による痛みを
「天気痛」と名付けているそうです。

日本には10人に1人くらいの割合で
天気により体調不良を訴える人が
いるとのことで、天気というよりは
気圧が原因だそうです。

気圧の変化を人間の内耳が察知し、
脳を経て、交感神経に影響し、
痛みが感じられるようになるとのこと。

雨になると古傷が痛む、
という昔からの疑問が
解決しました。

参考:

 「日本にただ一人の“天気痛外来医師”に聞く
 『どうして雨の日は調子が悪くなるのか?』」
  http://bunshun.jp/articles/-/3003
 (『文春オンライン』の記事にジャンプします)

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