アーキ・ヴォイスの
コーディネーターです。
毎年この時期になると
取り上げていますが、
タイでは昨日から
「ソンクラン」と呼ばれる
正月休みが始まっています。
例年、ソンクランでは
4月13日~15日の3日間、
「水掛け祭」が行われます。
昔は旧暦でソンクランの
時期を決めていたのですが、
西暦に直すのが不便とのことで、
タイ政府が毎年4月13日から
15日になるように決めました。
ところが2018年に関しては、
タイ政府が2月27日の閣議で、
4月12日(木)を臨時休日にすることを
決定したため、今年だけ1日前倒しで
昨日からソンクランになっています。
タイの首都バンコクでは、
水鉄砲やバケツを持った市民が
街に繰り出し互いに
水を掛け合い新年を祝います。
例年、水掛けでエキサイトし、
事故や死者が多発するソンクラン。
タイの人々はこの時期を
「危険な1週間」と呼びます。
昨年2017年は
タイ政府によると、
ソンクランの7日間で
交通事故が3690件(前年比7%増)、
死者は390人(前年の442人から12%減)
となりました(驚)。
この時期のタイには
世界中から旅行者が集まります。
(逆に、タイ人は喧噪を避けて
海外に旅行する人も多くいます。)
タイ政府の予想では、
今年のソンクランでタイを訪れる
外国人は53万人を超え、観光収入は
昨年同期を21%上回る94億7000万バーツに
達する見通しとのこと。
昨日のレート(1バーツ=3.43円)で
考えると、日本円にして約324億円。
「 水かけ祭で外国人がもたらす
観光収入は94億バーツ 」
https://www.bangkokshuho.com/single-post/2018/03/16/thaieconomic1
(『バンコク週報』の記事にジャンプします)
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