七夕とJアラート

アーキ・ヴォイスのコーディネーターです。
今日は七夕ですね。

日本の「たなばた」は、
中国での行事が奈良時代に伝わり、
元からあった日本の棚機津女
(たなばたつめ)の伝説と
合わさって生まれたようです。
七夕はアジア、ヨーロッパと
世界各地にあるようです。

さて今週は台風が通り過ぎ、
また九州では集中豪雨で
大変なことになりました。

また今週の火曜(4日)には、
北朝鮮から大陸間弾道ミサイル
(ICBM)が飛んできて、
日本の排他的経済水域(EEZ)、
秋田県沖に落下。

北朝鮮のミサイル発射は
今年に入ってから11回目。
内、日本のEEZ内の落下は
これで5回目となります。

奇しくも、6月23日から
7月6日まで、全国瞬時
警報システム「Jアラート」の
CMがテレビで放送されている
タイミングでの落下でした。

このCMには税金から4億円が
投じられているそうですが、
その内容が空虚なため、一部では、
「都議選の公示日(6月23日)にあわせた
現政権によるメディア買収では」との
声もあがっていました。

(なお、この4億円の内訳は、CM制作費と
 放映費で1億4000万円、新聞広告で
 1億4000万円、ウェブ広告で8000万円)

しかしCM放映期間中の7月4日
(米国の独立記念日)、
北朝鮮からICBMが発射されました。

設備費で92億円の予算を
計上しているJアラート、
今週の落下では鳴っていません。

Jアラートを送信するのは内閣官房で、
防衛省が人工衛星レーダーで弾道
ミサイルを探知すると、
(在日米軍から通知されるそうですが)
ミサイルの軌道や落下地点の予測から、
内閣官房がJアラートを鳴らすかどうかの
判断を行うそうです。

今回は日本の「領土・領海」に落下せず、
領海に含まれないEEZに落下するため、
Jアラートが使用されなかったのでしょうか?

現在、政府と地方自治体は
Jアラートが作動したと想定する
訓練を行ってきています。
今年3月の秋田を手始めに、
既に山形、新潟、山口、福岡など。
また今月は富山、愛媛、長崎でも
予定されています。

そもそもJアラートは間に合うのでしょうか?
また、実際なったとして、パニックにならない
のでしょうか?

色々と疑問に思うのですが
時間が経過すればするほど、
北朝鮮の軍事増強が進み、
5年後にはICBMが実戦配備
されると言われています。

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