アーキ・ヴォイスのコーディネーターです。
さて今週はタイに関連するニュースが
多かったように思います。
その中でも注目したのは、下記。
「バンコク、日本食レストラン飽和状態」
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO06636830Z20C16A8FFE000/
1年ほど前、タイの日本食レストラン数を
取り上げました。その時は今後、
淘汰の時代に入ると言われていたのですが・・・
今回の記事では、バンコクにある
日本食1753店舗で淘汰が進んでいる状況が
取り上げられています。
面白いと思ったのは、
日本に旅行するタイ人が増えたため、
舌が肥えたことが原因の一つ、
と言われていることです。
そういえば・・
タイに行くと冗談みたいな
レストランをみかけることがあります。
例えば
「小僧寿し」をもじった「小象寿司(こぞうずし)」とか。
「吉野家」をもじった「牛野家(ぎゅうのや)」とか。
「叙々苑」と思いきや、「叙苑(じょえん)」とか。
日本の小僧寿しは店舗販売・宅配ですが、
タイの小象寿司は回転寿司。
ロゴはエレファントの象。
牛野家は吉野家そっくりのオレンジの看板。
叙苑はタイ人オーナーの焼肉屋で
店名の書体が叙々苑と同じ、など。
これらの店は10年前にはすでに
あったように記憶しています。
ここ数年、バンコクの日本食は
日本にいるのとあまり変わらない
ような状態になっています。
「大戸屋」や「和幸」「一風堂」があり、
富裕層向けの本格的な和食などもあります。
個人的には「小象寿司」「牛野家」「叙苑」と
いった面白いお店は残ってほしいな、と思っています。
<今日のイチオシ!>