こんにちは。
アーキ・ヴォイス翻訳コーディネーターのオーです。
今回もスタッフ間での事例共有会にて、
お客様から寄せられる質問や要望に関し、
上長が共有した内容をお伝えしたいと思います。
お役に立てば、幸いです。
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■■お客様の状況を想像する大切さ■■
特に通訳においては忙しい持期になると、
お客様にヒアリングしたくとも
聞き出す機会がない時もあります。
繁忙期というのは
お客様が忙しい時期ですから、
ヒアリングする時間も取れない、
というのは当然かもしれません。
しかし精確にヒアリングをしなければ
プロの通訳コーディネーターとして
的確な手配を行うことは難しいでしょう。
ここで大切になってくるのは
「想像力を働かせて仕事をする」
ということです。
お客様に比較的時間の余裕があるならば、
マニュアル通りのヒアリングを行っても
お客様はお付き合いしてくださるかも
しれません。
しかし、電話で話す時間ももったいない、
というほどお忙しい時もありますから、
こういう時こそお客様の立場に立って、
想像力を働かせた仕事をする必要があります。
たとえばですが
*あらかじめヒアリングしたいことを
「はい/いいえ」の形で答えられるように
しておき、メールで事前に伝えておく
*お客様の状況を考え、ヒアリングするに
都合のいい時間をメールなどで伺っておく
*ヒアリングや事前資料が必要になる
タイミングをスケジュール化して伝えておく
他にもいろいろありますが、
忙しいお客様の負担感を減らすような
ヒアリング方法や、ヒアリングのキッカケを
想像力を働かせることで考え、
実行することが大切です。
通訳はある意味お客様と通訳担当との
チームプレーですから、
気持ちよくプレーしてもらうには
どうすればいいのか?
コレを常に想像しながら、
仕事をするように心がけてください。
(以上、ミーティング内容より)
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ヒアリングの際ですが、時折、
「あ、コレを聞き忘れた・・・」
と思い出し、
恐る恐るお客様にご連絡を
差し上げることもあります。
忙しい時期であると仕事の邪魔をして
しまうこともあるでしょうから、
そういう時はただただ恐縮するばかりです。
お客様の状況をお客様の立場で考え、
「どうすればお客様がうれしいのか」を
最優先に行動できるようになれれば、
と思います。