こんにちは。
アーキ・ヴォイス翻訳コーディネーターのオーです。
本日もコーディネーター・ミーティングにて、
お客様から寄せられる質問に関し、
チームリーダーがレクチャーした内容をお伝えしたいと思います。
人材派遣・紹介において【必要なスキル】に関してです。
ご興味ございましたら、ご確認くださると幸いです。
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■■求める人材に【必要なスキル】は明確ですか?■■
【外国語に強い人材】の派遣や紹介についてお客様から問合せをもらった時、
明確にすべき事として、【必要なスキル】があります。
【必要なスキル】と聞くと、
私たちもお客様もちょっとした理解違いをしがちですので、注意が必要です。
よくある理解違いは、
お客様は【ビジネススキル】を求めていることに対し、
私たちは【語学スキル】をお客様が求めていると考えてしまうことです。
翻訳でも通訳でも、
【外国語に強い人材】を手配する場合、
必ず【業務遂行に必要な専門性】の確認を行います。
【専門性】を有していないと、
一見簡単に思われる単語の訳を間違える可能性があります。
例えば、
契約書における”First Party , Second Party”を
「第一党・第二党」と訳したTOEIC900点の者もいます。
契約書の場合、「甲・乙」と訳すことが多いですが、
これは【法務の専門性】を有しているからこそ容易に出てくる訳語です。
しかし、【専門性】を有しているだけでは不十分で、
人材派遣時に求められている業務内容から、
営業のスキルが必要であったり、
マーケティング経験が必要であったり、
マネジメント経験が必要であったりします。
お客様は、所属されている業界においては知識も経験も豊富ですから、
人材派遣や紹介が必要となった際は、
【ビジネススキル】を【スキル】として認識されていることが多いです。
一方、私たちは言語サービスを扱う法人ですので、
自ずと【語学スキル】を【スキル】だと認識しがちです。
両者の【スキル】という単語に対する思い込みに気づき、
【目的をヒアリング】できるかどうかで、
お客様にとっていい仕事ができるかどうかが決まります。
人材派遣・紹介のお問合せに限りませんが、
思い込みを排除してヒアリングすることを特に意識し、
良いサービスを提供できるようにしましょう。
(以上、ミーティング内容より)
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普段から数多くの翻訳・通訳案件に接していると、
【スキル】と聞いたら【語学スキル】を指していると思ってしまいます。
しかしあらためて、
思い込み無くお客様からお話を伺えるようにしようと思いました。
コミュニケーションは、奥が深いですね。